Skip to main contentSkip to navigation
本文へスキップ
iterum.

実践ガイド · ポイントカードの作成

ポイントカードの作成手順を、ステップごとに解説

ポイントカードを作成する手順は、まずルールを決めることから始まります。何でスタンプが貯まり、何個で、どんな特典がもらえるかを決めます。次に文面とデザイン、形式(専用スタンプの紙カードか、QRコードのデジタルカード)を選び、スタッフと一連の流れを試して、レジカウンターで一言添えて案内します。

無料トライアルを始める 7日間無料 · 本日のお支払いは€0 · 有効化時にお支払いカードが必要です

ポイントカードの作成に必要なもの

ポイントカードを作成するには、ツールを選ぶ前に7つのことを決めます。何でスタンプが貯まるか、何個必要か、どんな特典を出すか、カードに何を書くか、どんな見た目にするか、どの形式で配るか、お客様にどう案内するかです。印刷したカードやスマートフォンのカードは、その後に用意するものです。役割は、これらの決め事をレジカウンターで無理なく運用できるようにすることだけです。

このガイドは、カフェ、レストラン、サロン、ジム、地域の個人店で使えます。数字や文面はあくまで例です。お客様の来店頻度や利益率に合わせて調整してください。推奨する目標値ではありません。

  • 紙のカードの場合:デザインデータ、厚紙への印刷、店名やロゴ入りの専用スタンプ。
  • デジタルカードの場合:カードとQRコードを作成するサービス、スタッフ用のスマートフォンまたはタブレット、レジカウンターでの通信環境。
  • どちらの場合も:1行で言えるルール、コストを把握している特典、お客様にカードをお渡しする担当者。

ポイントカードの作り方:7つのステップ

ポイントカードは、スタンプのルール決めからレジカウンターでの開始まで、7つのステップで作ります。順番が大切です。デザインから始めると、最初のお客様の前でルールがうまく機能しないと気づき、カードを刷り直すことがよくあります。

  1. 何でスタンプを押すかを決める

    スタンプの条件は、スタッフが計算せずに判断できるものにします。たとえばカウンターでの朝食、カット1回の完了、テイクアウトのピザ1枚、ジムへの来店確認などです。「十ポンドにつき1スタンプ」のような金額ベースのルールでは、スタッフが計算し、端数の扱いも決めなければなりません。例外や特殊なケースについては、顧客ロイヤルティ(リピーター獲得)の仕組みのガイドをご覧ください。

  2. スタンプの数と特典を決める

    キリのいい数字からではなく、常連のお客様が再来店する頻度から考えます。カフェなら数週間以内、サロンなら数か月以内に特典に届くのが目安です。お客様が本当に欲しがり、コストも把握できる特典を選び、必要な来店回数で割って負担を見積もります。計算には特典コスト計算ツールが使えます。

  3. カードの文面を書く

    カードには、店名、1行のルール、スタンプのマス、特典、有効期限、主な利用条件を載せます。すぐに使える文面例と、各項目を置く場所は次のセクションで紹介します。

  4. カードデザインを決める

    店名と特典は、腕を伸ばした距離でも読めるようにします。マスはスタンプがにじまず押せる大きさにし、色は店頭のイメージに合わせます。アイデアは、業種別に分けた22種類のデモデザインをご覧ください。

  5. 形式を選ぶ:紙かデジタルか

    紙のカードは印刷して手でスタンプを押す方式で、通信環境がなくても使えます。デジタルカードは、QRコードからスマートフォンで開き、スタッフが確認した来店を記録します。レジカウンターの状況やお客様に合わせた選び方は、紙とデジタルの比較が参考になります。

  6. 開始前に一連の流れを試す

    同僚に登録してもらい、2〜3回の来店を記録して、特典の獲得から利用までを通して試します。およそ半時間で、ルールが分かりやすいか、スタンプがきれいに読めるか、QRコードが正しいカードを開くか、行列ができたときに誰が何をするかが確認できます。

  7. レジカウンターでお客様に案内する

    「ポイントカードはいかがですか?10個目のスタンプで朝食が1回無料になります」のような短い声かけを用意し、誰が、接客のどのタイミングで案内するかを決めます。ルールはレジの近くに掲示します。カードをお渡しした来店が対象になる場合は、その場でスタンプを押しましょう。お客様は最初から1スタンプが貯まった状態で始められます。

ポイントカードに書く内容:そのまま使える文面例

ポイントカードの文面は、お客様の4つの疑問に答える内容にします。何をすればいいか、何回か、何がもらえるか、いつまでか、です。例外、連絡先、プライバシーに関する案内は、裏面に数行で記載します。

カフェの例です。[ ]内の部分は書き換えてください。表面:「[店名] · ポイントカード · 10マス」。裏面:「カウンターでの朝食1回につきスタンプ1個、1回の来店につき1個。10個目のスタンプで、次の朝食が無料になります。本人専用カード、最初のスタンプから12か月有効、現金との引き換えはできません。[住所] · [営業時間]」

ポイントカードの構成要素、記載する場所、役割
要素例場所なぜ重要か
店名またはロゴ[店名]表面の上部財布の中でもスマートフォンの中でも、お客様がカードを見分けられます
スタンプのルールカウンターでの朝食1回につきスタンプ1個、1回の来店につき1個表面または裏面に1行でどのシフトでも同じルールをスタッフが適用できます
スタンプのマス番号つきの10マス表面特典までの距離がお客様にひと目で伝わります
特典10個目のスタンプで朝食が無料表面、最後のマスの隣最初の来店から目標が明確になります
有効期限最初のスタンプから12か月有効裏面価格やメニューが変わった何年も後に特典を請求されるのを防げます
利用条件本人専用カード、現金との引き換え不可、カード1枚完成につき特典1回裏面レジカウンターでのトラブルや個別の要望を減らせます
連絡先住所、営業時間、ウェブサイトまたはSNSアカウント裏面お店の場所をお客様に思い出してもらえます
個人情報不要なら記載なし。収集する場合はプライバシーに関する案内を示す裏面または登録フォーム必要な情報だけを求め、使い方を説明します

ポイントカードのスタンプは何個にすべきか

適切なスタンプ数とは、常連のお客様が「近い」と感じられる期間で特典に届く数です。頻繁に来店する方なら数週間、たまに来店する方なら数か月が目安です。このセクション末尾の表で、来店ペース別の目安を計算しています。業種別の例は、カフェ、美容室、ジムのガイドをご覧ください。

特典までの距離は、モチベーションにも影響します。Columbia Universityのカフェで行われた「コーヒー十杯で1杯無料」のプログラムでは、無料のコーヒーに近づくほど購入の頻度が上がりました。最初のスタンプから最後のスタンプまでで、2回の購入の間隔は平均20%、約0.7日短くなっています。同じ研究では、12マスのカードに「ボーナス」スタンプを2個あらかじめ押して渡したお客様は、通常の10マスのカードのお客様よりも早く、必要な10回の購入を達成しました(Kivetz, Urminsky and Zheng, Journal of Marketing Research, 2006)。

別の研究でも同じ効果が示されています。8ステップの課題を、2ステップが完了済みの10ステップの課題に変えると、完了する確率が上がり、必要な時間も短くなりました(Nunes and Drèze, Journal of Consumer Research, 2006)。試してみる場合は、先に押すスタンプをカード上で「ウェルカムスタンプ」と明記してください。これらの研究は特定の環境で行われたものです。ヒントとして参考にし、御社の予測値とは考えないでください。

来店ペース別の特典到達までのおおよその期間(単純計算、概数)
お客様の来店頻度スタンプ5個のカードスタンプ8個のカードスタンプ10個のカード
平日毎日、週に約5回1週間2週間未満2週間
週に2回約2週間半4週間5週間
週に1回5週間8週間、約2か月10週間、2か月超
月に1回5か月8か月10か月
2か月に1回10か月16か月20か月

ポイントカードのデザインのコツ

良いポイントカードのデザインは、まず読みやすいことが大切です。店名、マス、特典は、レジカウンターでも店内の照明の下でも、2秒で意味が分かるようにします。看板やカップなど、お客様がすでに目にしている色とロゴを使い、マスの周りには余白を取って、利用条件は裏面に移します。

紙のカードは、財布の中で数週間もつ厚さの紙を選び、文字にかからずスタンプが収まる大きさのマスにします。デジタルカードは、実際のスマートフォンでプレビューを確認してください。パソコンの画面では分かりやすくても、スマートフォンでは小さくなりすぎることがあります。

Iterumでは、お支払いの前にカードを準備できます。カードデザインで、店名、業種、色を選び、特典に必要な来店回数と特典の内容を入力すると、デモのプレビューが表示されます。本物のQRコードは、カードを公開するときに管理画面から生成されます。

紙かデジタルか:カード作成で何が変わるか

紙とデジタルのどちらのポイントカードを選ぶかで、主に日々の作業が変わります。スタンプを誰が確認するか、カードを紛失したらどうなるか、月末にどんな数字が読めるかです。紙は最も安く始められ、スマートフォンを使わないお客様にも向いています。デジタルは月額の利用料が必要ですが、来店の記録は自動で管理されます。

Iterumでは、お客様はデジタルポイントカードをQRコードまたはリンクから開きます。アプリのダウンロードもアカウント作成も不要です。カードを追加すると、カードの利用規約に同意し、プライバシーに関する案内を読んだことを確認したものとなり、チェックボックスはありません。権限のあるスタッフがウェブのステーションでカードを読み取り、対象となる来店をその都度確認します。登録とスタンプの付与には通信環境が必要で、Iterumはレシートを読み取ることも、レジと連携することもありません。一連の流れはIterumの仕組みで説明しています。

紙かデジタルかで、作成に必要なものと変わる点
項目紙のカードQRコードのデジタルカード
始めるために必要なものデザインデータ、印刷、専用スタンプ専用サービス、スタッフ用の端末、通信環境
スタンプを押す人スタッフが手作業でスタッフが端末で来店を確認して
偽造スタンプ一般的なスタンプだと起こりやすい。ロゴやイニシャル入りのスタンプなら減らせる権限のあるスタッフが来店を確認したときに記録される
お客様がカードを紛失した場合貯めたスタンプは失われるサービスによる。カードの復元方法を確認する
月末の数字カードが戻ってくれば手作業で集計来店と特典が管理画面に記録される
費用印刷と専用スタンプ、通常は一度きりサービスの月額利用料。特典のコストとは別
スマートフォンや電波がないお客様いつでも使えるスマートフォンを使わない方への代替手段が必要

ポイント台紙:書く内容(紙でもデジタルでも)

ポイント台紙には、数行で4つのことを書く必要があります。何でポイントが貯まるか、特典に何ポイント必要か、特典は何か、ポイントの有効期間はいつまでか、です。加えて、レジカウンターで誰がポイントを確認するか、台紙は本人専用で現金との引き換えはできないことも記載します。特典が懸賞の実施に近いと感じる場合は、先にイタリアのポイントカードのルールをお読みください。このセクション末尾の表は、1ユーロあたりのポイント、必要ポイント、特典を結びつけたもので、数字は架空です。実際の価格で特典コスト計算ツールを使って計算し直してください。

紙のポイント台紙はほとんどコストがかからず誰にでも向いていますが、紛失、置き忘れ、ペンでの改ざんが起こります。購入のたびにスタッフが手作業で残高を更新するため、手書きの合計は、スタンプを押したマスよりも異議が出やすくなります。デジタルなら残高はお客様のスマートフォンにあり、カードをなくしても失われませんが、専用サービス、通信環境、最初の設定が必要です。

Iterumでは、ポイント制のカードはすべてのプランでご利用いただけます。1ポイントの価値は店舗側で決め、スタッフは「Al banco」アプリで、カードのQRコードを読み取るか、コードを入力してポイントを記録します。Iterumはレシートを読み取らず、レジとも連携しないため、ポイントは手入力です。暗算で分かるルールが最も運用しやすくなります。カードの種類は、お客様をご招待する前に選び、カードにお客様が登録された後は変更できません。ポイントとスタンプのどちらにするかはスタンプとポイントの比較ガイドで、お試しは7日間無料トライアルでご確認ください。

ポイント台紙の例:1ユーロあたりのポイント、必要ポイント、特典(架空の数字で、計算の仕組みを示すためだけのものです)
ポイントの貯まり方必要ポイント特典(例)利用額に対する特典の割合
利用1ユーロにつき1ポイント、端数切り捨て100ポイント3ユーロ相当の特典3.0%
利用1ユーロにつき1ポイント、端数切り捨て250ポイント10ユーロ相当の特典4.0%
利用1ユーロにつき2ポイント、端数切り捨て400ポイント12ユーロ相当の特典6.0%

お客様のデータとルール:開始前の確認事項

ポイントカードは、個人情報を一切求めなくても運用できます。カードだけで特典を付与できるなら、生年月日、住所、電話番号は必要ありません。イタリアでは、個人データ保護機関(Garante per la protezione dei dati personali)が、ポイントカードに関する2005年2月24日の一般決定で、ロイヤルティのみを目的とする場合に処理できるのはカードの特典を付与するために必要なデータだけであり、プロファイリングやマーケティングには、個別に分けた明示的な同意が必要であると示しました(docweb 1103045)。この決定はGDPRより前のものです。現在のルールは専門家にご確認ください。イタリア以外では、各国のデータ保護機関の指針に従ってください。

特典が無料の商品で、イタリアで事業を行う場合は、この仕組みが懸賞と販売促進に関する2001年10月26日付大統領令第430号の規定に該当するかどうか、またどのように該当するかを、会計士にご確認ください。他の国には、それぞれ独自のルールがあります。このガイドは法務・税務に関する助言ではありません。

ポイントカードを作成するときに避けたい失敗

ポイントカード作成でよくある失敗は、印刷を急ぐことから生まれます。ルールより先にデザインを決めてしまい、最初のお客様から想定外の要望が出て、レジカウンターで初めてルールの不備に気づくのです。

  • マスが多すぎる:特典まで1年かかると、その前にお客様はカードを持ち歩かなくなります。
  • 指示のない金額ベースのルール:「十ポンドにつき1スタンプ」では、十八ポンド使ったときにどうするかが分かりません。
  • 有効期限がない:価格やメニューが変わった何年も後に特典を請求されます。
  • 文房具店で買える、よくあるスタンプ:誰でも買えて、自分でカードを埋められてしまいます。
  • 小さすぎるマスと詰め込みすぎの利用条件:レジカウンターで細かい文字を読む人はいません。
  • 「プレゼント」のようなあいまいな特典:お客様が何を受け取れるのか、具体的に書きます。
  • 未確認のQRコード:印刷する前に別のスマートフォンで開き、正しいカードにつながるか確認します。
  • 案内する担当者がいない:声かけがなければ、カードはレジ横の箱に入ったままになります。

出典と方法

2026年10月7日に参照した出典:Kivetz, Urminsky and Zheng, ‘The Goal-Gradient Hypothesis Resurrected’, Journal of Marketing Research, vol. 43, February 2006, pp. 39–58;Nunes and Drèze, ‘The Endowed Progress Effect’, Journal of Consumer Research, vol. 32, no. 4, 2006, pp. 504–512, abstract;Garante per la protezione dei dati personali, ‘Fidelity card e garanzie per i consumatori’, 2005年2月24日;大統領令 430/2001(Normattiva)。

期間の表は概数による計算で、カードの文面は書き換える部分を含むテンプレートです。Iterumに関する情報は2026年10月7日時点の製品内容を説明するもので、来店数の増加を約束するものではありません。

よくあるご質問

ポイントカードを無料で作るには?
最も費用を抑えられるのは紙のカードです。自分で作るデザインデータ、厚紙への印刷、専用スタンプに、特典の費用がかかります。デジタルのサービスは費用や制限がそれぞれ異なります。比較はおすすめデジタルポイントカードアプリのガイドをご覧ください。Iterumには7日間無料トライアルがあり、有効化にはお支払いカードが必要です。
ポイントカードのスタンプは何個が適切ですか?
全員に合う数はありません。常連のお客様が再来店する頻度から考え、頻繁に来店する方なら数週間、たまに来店する方なら数か月で特典に届く目標にします。平日毎日来店する方なら、スタンプ10個で約2週間です。
ポイントカードの裏面には何を書けばいいですか?
スタンプのルール、特典、有効期限、主な利用条件(本人専用カード、現金との引き換え不可)、お店の連絡先を書きます。個人情報を収集する場合は、プライバシーに関する案内も示します。
お客様はポイントカードをどうやってスマートフォンに入れますか?
デジタルカードの場合、お客様はお渡しするQRコードまたはリンクから開きます。Iterumのカードはブラウザで動作し、アプリは不要です。対応するスマートフォンでは、Apple WalletまたはGoogle Walletに追加できます。詳しくはApple WalletとGoogle Walletのポイントカードのページをご覧ください。紙のカードをデジタルで使うには、作り直す必要があります。
デジタルサービスにお金を払う前に、カードを準備できますか?
Iterumなら可能です。カードデザインで、店名、業種、色、特典に必要な来店回数、特典の内容を設定し、プレビューを確認できます。7日間無料トライアルの有効化にはお支払いカードが必要です。解約しない限り、トライアル後は選択したプランが継続します。
スタンプの偽造を防ぐには?
紙のカードでは、一般的な文房具のスタンプではなく、ロゴやイニシャル入りのスタンプを使い、必要に応じてサインを添えます。Iterumのようなデジタルカードでは、権限のあるスタッフがウェブのステーションで来店を確認したときだけ、スタンプが記録されます。
ポイント台紙には何を書けばいいですか?
4つのことを書きます。何でポイントが貯まるか、特典に何ポイント必要か、特典は何か、ポイントの有効期間はいつまでかです。台紙は本人専用で現金との引き換えはできないこと、レジカウンターで誰がポイントを確認するかも記載します。印刷前に、利用額のどれだけがお客様に還元されるかを計算ツールで確認してください。
お店に合うカード

Iterumのカードカタログで作成したデモ用プレビューです。名称、特典、スタンプは例です。